1985-04-18 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
しかし、きょうは今これだけを問題にしていけない時間帯がございますから、この問題はこういう現状下にあるということを認識してもらいたい、私はこう思っておるのでありますが、さらにつけ加えて言えば、アメリカに出ているのは我が国のかなり大資本の大型な漁船が出漁しておる、朝鮮水域に出漁を希望しているのは極めて零細な漁業者なんですね。私はこの際、政府の反省を促しておきたいと思うのです。
しかし、きょうは今これだけを問題にしていけない時間帯がございますから、この問題はこういう現状下にあるということを認識してもらいたい、私はこう思っておるのでありますが、さらにつけ加えて言えば、アメリカに出ているのは我が国のかなり大資本の大型な漁船が出漁しておる、朝鮮水域に出漁を希望しているのは極めて零細な漁業者なんですね。私はこの際、政府の反省を促しておきたいと思うのです。
○井上(泉)委員 そういうことは、朝鮮水域に出漁していた漁業者についてはいまのところ別に困った事情にはない、こういう解釈ですか。
その一つは、このエンタープライズが佐世保を出まして朝鮮水域に向かって、また、明らかにベトナムの戦争に参加することもあり得るわけでございます。
万一朝鮮水域に、あるいは三十八度線に、非常に憂慮すべき問題が起きたときに、一体吉田・アチソン交換公文によって日本の自衛隊が出るようなことがありますか。
そうして佐世保から出ていきまして、ただいまは朝鮮水域のほうに向かっておるということ、これがいかにも事前協議の対象にしないことが間違いであるかのようなお話でございますが、領海外のできごと、これについては事前協議の対象にならないのは御承知のとおりであります。したがいまして、こういうことが事前協議の対象にはならない。
平和憲法下の日本において、ここ十数年来、朝鮮水域に向かう漁船員を波止場に見送る家族たちが、一緒に水杯をあげて涙とともにその無事を祈ってきた姿は、いかに一部の限られた人々のことであるとは申せ、政治家として断じてこれを黙視することはできないのであります。(拍手)これこそ政治不在、外交不在の悲劇でなくて何でありましょう。
○国務大臣(大平正芳君) 私どもいうところの朝鮮水域におきまして、日韓双方の漁業者が安全操業を保障されて、そうして長きにわたって利益を享受してまいるような状況をつくり出すために、漁業交渉をやっておるわけでございます。
ただ、あなたが言われた後段の問題で、漁獲量とか隻数の問題とかいうような問題がございまするが、これは朝鮮水域における資源の状況というものを見なければいけませんし、私どもいつも申し上げておるとおり、この資源状況を頭に置いて、そして日韓双方の漁業者が長きにわたって最大限の利益を享受できるような仕組みを考えなければならぬのじゃないかというように考えておるわけでございまして、その点につきましてはお互いの十分の
○大平国務大臣 国際慣行に照らし、そして朝鮮水域における資源状態も勘案し、日韓双方の漁業者が長期にわたって最高限の利益を享受できるように、そして安心して操業ができるように、そういう状況を確保しないと漁業問題の解決というものはできないと私は思うのです。
○大平国務大臣 私は、伊関君がどういう状況においてどういう考えで演説をされたか、本人から聞いておりませんけれども、しかし、一般的に申しまして、漁業問題には資源論というのがあるわけでございまして、朝鮮水域におきまして漁業資源がどういう状況にあるか、そしてその資源論に立脚して、日韓双方の漁業者が最大の利益を得るように配慮する技術が、おそらくは専門家の間でいかにあるべきかということを討議されておるものと思
たとえば、朝鮮水域の防衛という口実で、再びクラーク・ラインあるいはマッカーサー・ラインのようなものが作られるのではないかと心配されるが、そんなことはないと総理は確約できるかどうか、お尋ねいたしたい。
しかし、現実に、そういった朝鮮水域にいわゆる防衛という形においてこれを設定されてきて、それにおいて制限を加えられてきた。李ラインはなくなったけれども、いわゆる防衛という形において出漁が制約されるということになってくると、これはやはり問題は残ると私は思う。従って、この点に対しては、はっきりと解明がなされなければならないのじゃないか、こう私は思うからお尋ねをいたしておるのであります。
従いまして、李承晩ラインがこれで撤去されるとしても、今日のこの情勢の中において、今停止されてはおるけれども、完全になくなっていないのではないかと思われるこのクラーク・ライン、いわゆる朝鮮水域の防衛、こういう形においてこのラインが再び活動される、いわゆる国連軍、これと統一的な行動をするところの韓国軍がここを哨戒する、こういう形が起こってくるのではないか。
李承晩ラインがなくなるという場合におきまして、クラーク・ラインとは本質的にこれは違うのだということにはなりましょうけれども、やはり、朝鮮水域の防衛をするためのライン、こういうことになるわけでありますが、このクラーク・ラインというものはどうなるのか、まずその点をお尋ねいたします。
その後状況の変化に応じまして、三十三年の十一月以降常時三隻、それから三十四年の三月以降常時四隻、同年の七月以降は六隻の巡視船を朝鮮水域に派しまして、これをもって事故防止に努めて参っております。
他方文化財の委員会等につきましては、国の所有しております、韓国から来ております文化財等につきまして返還の要求をいたし、また船の問題等につきましては、終戦のときに朝鮮に籍のありました船、その後さらに、当時の、われわれ置水船と呼んでおりますけれども、朝鮮水域にありました船というようなものにつきましての返還もしくは補償を要求いたしてきておりますけれども、これらに対しましては日本の政府といたしまして、まだ漁業問題
船長等の談話によりますと、当時ナホトカ港は凍結しておりまして、氷の厚さは約二尺くらいで、水温は零下五、六度で、砕氷しつつ接岸したとのことでありまして、身分保証をされていない実習生を九十二名も乗船せしめている本船にして、万一事故のあった場合の実習生の身分上の措置は、非常に困るのではないかという話をされていたのでありまして、事実、練習船は朝鮮水域等の危険海面には出航を断わっているということであります。
それからこの問題について直接これは大蔵省との関連ではないのですが、特に朝鮮水域等において依然として出漁しなければ生活がたたぬ。
朝鮮水域等の公海においてしばしば漁船の拿捕問題が起りまして、抑留された漁船の乗組員並びにその家族が非常な困窮した状態を呈しておりますので、この際韓国に抑留されたところの漁船の乗組し員またはその家族の人を明日の本委員会に参考人として出席を願いまして、その実情を承わりたいと思いますが、さように取り扱うことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり]
それでこれは単に朝鮮水域なり支那海で行われておる問題ではなく、平和な漁船が公海に出漁したのに、向うにこれが拿捕されてしまつて、その数おびただしきに上るというような半作は、世界の海上平和の上から考えましても非常に不幸な問題と思いますが、こういうのが将来における国際紛争の原因を来たす一つの大きな事実だと思います。
朝鮮水域なり黄海水域において日本の漁民がどれだけ脅かされておるか。これらのことについては我々相当の関心を持つております。これも結局日本でその警備をする船が足りないものでありますから、警備する船がおればそういう問題もおのずから私は解消すると思います。こういうことから見て今の日本の現有勢力だけでは、私はこの長い海岸警備線を十分に賄つて行くことはできないということは万々御承知のことだと思います。
御承知のごとく、最近は、もう至る所の海面において、支那東海、黄海方面、朝鮮水域の問題は勿論のこと、最近となつては、太平洋におきましても、漁船の損害はだんだんと大きくなつて参りまして、漁船はそれぞれ一般普通保険のほかに、拿捕、いわゆる特殊保険、或いは乗組員の給与保険、又は船員に対しましては、小さい船は労災保険であるとか、船員保険であるとかいつたようなものを何重にも負担しておる。
もとよりその警告を聞かないで入つたとした場合に、入つた方が悪いのだというところまで国際法上言えるか言えないかという点も、これもまた少しく疑問だと思うのでありますが、要するに、さきに朝鮮水域のデイフエンス・ゾーンにつきましても問題がありましたように、この新たな原子力との関係において起りました問題は、今日の段階におきましては、これは国際法の確立した法規だというにはまだ少し早い、ただこれがだんだん積み重なつて